筑波大学 数理物質科学研究科 物性・分子工学専攻 小島研究室
Graduate School of Pure and Applied Sciences, University of Tsukuba
Ultra-broadband Spectroscopy in The Kojima Lab.
ようこそ 筑波大学 数理物質科学研究科 小島研究室 へ
当研究室は 先端的な超広帯域分光法 を駆使して、様々な凝縮系物質の研究を行っています。
Research Interest: The study of dynamical properties of condensed matter by ultra-broad spectroscopy
- 超広帯域分光法(Ultra-broadband Spectroscopy)
- 複数の分光法を組み合わせることによりμHzからTHzに至る超広帯域をカバーし,光・音波・熱と物質との相互作用を通して,物質の幅広い時間・空間スケールにおける振動や緩和ダイナミクス、動的・静的ミクロ構造を調べることができます。
・テラヘルツ時間領域分光法(THz Time Domain Spectroscopy)
・低振動数ラマン分光法(Low-frequency Raman Spectroscopy)
・顕微ブリルアン散乱(Micro-Brillouin Scattering Spectroscopy)
・温度変調型示差走査熱量計(Temperature Modulated DSC)
・広帯域誘電分光法(Broadband Dielectric Spectroscopy)
- 凝縮系の物性研究(Condensed Matter Physics)
- 結晶、ガラス、ナノ粒子などの様々な物質を作製し、そのナノ構造、メゾ構造に起因した振動や緩和ダイナミクス、温度や圧力、外場の変化による構造相転移、ガラス転移、変性などの微視的機構を調べています。
・強誘電体、圧電体結晶、セラミクス、ナノ粒子(Ferroelectric Materials)
・多成分酸化物ガラス、高分子ガラス(Glassy Materials)
・低分子ガラス形成物質、生体凍結保護物質(Cryoprotectants)
・蛋白質結晶、生体関連物質(Biomaterials)
News
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- 2010年6月, Institute of Automation and Electrometry(ロシア科学アカデミー) Alexey Pugachev 博士が研究室を訪問されました。
- 2010年5月,OBの高在賢氏(韓国ハリム大学准教授)との強誘電体BCTの臨界緩和についての共同研究の成果がJ. Phys. Cond. Matterに掲載されました。
- 2010年4月, OBのA. Muhtar博士(米国カーネギー研究所)とのリラクサー強誘電体PSTについての共同研究の成果がJ. Appl. Phys. に掲載されました。
- 2010年4月,小玉正雄先生(崇城大学応用化学科元教授)が研究員としてメンバーに加わりました。
- 2010年4月,博士後期課程修了のIslam MD. Saidul博士が母国バングラデシュのRajshahi国立大学講師、松田裕博士がセントラル硝子(株)に就職しました(ともに任期なし)。
- 2010年3月,応用理工学類3名、数理物質科学研究科博士前期課程3名(社会人1名を含む)、博士後期課程2名が卒業し、前期課程の川島充氏、後期課程の松田裕氏が研究科長表彰を受賞しました。
- 2010年3月,松田裕氏(D3)を第一著者とするボソンピークの中性子非弾性散乱の論文がJ. Phys. Soc. Jpn. (Open Select論文)に掲載されました。東大物性研との共同研究の成果です。
- 2009年11月,第30回超音波エレクトロニクスシンポジウム(京都)において小島教授が「顕微ブリルアン散乱法とその応用」についての全体講演を行いました。-2009年10月,インド原子力研究所 Dr. Akhilesh K. Arora御夫妻が研究室を訪問されました。
- 2009年10月,塚田真也氏(D3)が9月末に博士後期課程を早期修了し、島根大学教育学部に助教(任期なし)として転出しました。
- 2009年9月,第12回非晶質固体国際会議(ブラジル)において小島教授が「リチウムホウ酸塩ガラスのボソンピーク」について招待講演を行いました。
- 2009年7月,塚田真也氏(D3)を第一著者とするKF添加BaTiO3の顕微ブリルアン散乱の論文がPhys. Rev. Bに掲載されました。この研究は島根大との共同研究の成果です。
- 2009年7月,第46回国際低温生物学会(CRYO2009)において小島教授が「低温における蛋白質結晶の顕微ブリルアン散乱」について講演を行いました。
研究室運営方針
- 国際競争力のある世界第一線の研究室
- 優れた研究装置を用いる為に,世界各国の多くの研究者が来日
- 国際社会で通用する優れた大学院生・学類生の育成
- 国際学会への積極的な参加,海外での共同研究,外国人研究者・留学生を交えたゼミ
- 学年や研究テーマ毎におけるゼミの開催
- 研究成果を常に国際社会にアピールする
- 学群生・院生も学会や国際会議で多くの発表ができます。
- 大学院生が、第一著者として論文発表を積極的に行えます。
(博士後期課程修了後の常勤研究職への就職では極めて重要です。)
大学院進学、卒研配属、研究生、学振特別研究員PD等の受け入について
- 研究室訪問は随時受け付けています(土曜日可)
- 2010年10月8日(土)応用理工学類卒研中間発表会が行われる予定です。
- 2010年12月 卒研生配属のための学類オープンキャンパスが行われる予定です。
- 当研究室は専攻を問わずやる気のある学生を歓迎します。
所属組織
・筑波大学 理工学群 応用理工学類 物質・分子工学主専攻
・筑波大学 大学院数理物質科学研究科 物性・分子工学専攻
・筑波大学 物質工学系
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