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鈴木 博章 HIROAKI SUZUKI
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 数理物質科学研究科
物性・分子工学専攻 教授
居室:3F524(029-853-5598)
実験室:3G211(029-853-6900)
e-mail: hsuzukiims.tsukuba.ac.jp
講義:
化学熱力学、生物工学、化学物質計測工学
所属学会:
電気学会、電気化学会、日本化学会
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研究領域 |
近年、医療・環境・食品など様々な分野で成分分析などを行う化学センサの役割は益々大きくなっています。しかし、一般的に利用されている化学センサは大型で高価な物が多く、専門の技術者でなければ操作出来ないため、たとえば十分な検査設備のない地方や、発展途上国などでは十分な検査、医療サービスを受けられないといった問題があります。この様な化学センサも、微小化を進め、シンプルなインターフェイスと組み合わせることで オンサイトでの簡易計測などが簡単に行えるようになります。また、大量生産が可能となることで、価格を低く抑えることもできるため、発展途上国での医療検査水準を高めることも出来ると考えられます。これらを実現する方法の一つとして、ポンプやセンサなどを小さなチップ上に集積化した微小化学分析システム(Micro Total Analysis System: µ-TAS)の研究が活発に行われています。 |
研究室の方針 |
当研究室では医学を強く意識した研究を進めています。センサの微小化は21世紀の課題ですが、化学センサ、システムの微小化に重点的に取り組んでいます。時代の流れを強く意識した研究を進めていて、研究テーマも分野にとらわれず、年々変わっています。民間企業で即戦力として通用する人材の育成を一つの目標としています。 マイクロマシーニング技術の他、当研究室で得た知識、技術は、社会に出た後も「武器」になります。幾つかの他大学と共同研究を進めています。これらの大学の学生と接したり研究室をのぞいたり等、良い刺激になります。
研究成果は、企業を通して実用化をめざしていて、民間企業との共同研究も年々増えています。数年後、当研究室で卒論や修論の研究で作製したセンサが実用化される可能性がありますしそのまま大手電気メーカーに就職して、大学時代にやっていた研究を続けている人もいます。 |
研究業績 |
TRIOS(筑波大学研究者情報システム)のページを参照ください。 |
趣味など |
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