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伊藤 大輔
Daisuke Itoh
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数理物質科学研究科
物性・分子工学専攻
博士前期課程 2年次
出身高校:長野県長野高校
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研究内容 |
研究テーマ:魚の鮮度測定のためのATP濃度多点計測デバイス
魚の「鮮度」は食味や安全性といった品質や市場での付加価値に大きく影響します。このため、オンサイトでの性格な鮮度判定が求められています。本研究では、マグロに代表される魚の鮮度が魚体中の
アデノシン3リン酸(ATP)の濃度との間に良好な相関関係があることを利用して、魚体に含まれるATP濃度を多点的にセンシングすることで魚肉乃鮮度評価を簡易的に行うデバイスの開発を目的としています。ATPの検出には酵素電極を使用し、さらにサンプルや試薬溶液を溶液プラグとして扱うことでデバイス上での効率的な溶液操作を実現することができました。現在はサンプルを抽出する機構の開発を進めています。 |
研究業績 |
(国際学会)
(1) D. Itoh, T. Nishi, M. Murata, and H. Suzuki, Multi-point ATP Sensing for Rapid Precise Fish Freshness Check, The 9th
IEEE Conference on Sensors, Hawaii, USA, November 2010
(国内学会・シンポジウム)
'1)伊藤大輔、西泰治、村田昌一、鈴木博章, 魚の鮮度測定のためのATP濃度多点計測デバイス, 第27回「センサ・マイクロマシンと応用システム」シンポジウム,
くにびきメッセ(島根、松江), 2010年10月.(口頭発表)
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興味のある分野 |
電気化学、バイオセンサー |
趣味・特技・こだわりなど |
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