日野・前島「光物性理論」研究室

研究概要

「光」は、20世紀において、物質測定のための高精度プローブとして比肩なき地位を確立してきました。 更に21世紀に入ると、光を媒体とする量子情報技術への大きな期待が巷間流布される一方、光の高強度化、超短パルス化、 多彩なパルス波整形やテラヘルツ波領域の開拓など、革新的なレーザー技術の発展がなされるようになりました。 これに伴い、光による物質相の多彩な制御やデザイン・創成などを目指した光エンジニアリングというべき新規な研究領域が萌芽しつつあります。 このような新しい光源と物質の相互作用は、原子・分子・固体における多様な新奇現象を誘起し、今世紀の物理学および化学における主要な研究テーマの一つとなっています。

当研究室では、理論物理学および計算物理学における方法論に基づき、レーザーと凝縮系(半導体、量子ナノ構造、分子性結晶、および遷移金属酸化物)の非線形光学過程に起因する諸現象を研究しています。 特に、非平衡系量子ダイナミックスや量子制御の観点から、光と凝縮相の相互作用が作り出す新規な物理現象の探索や応用への展開を目指しています。

トピックス

2020年01月10日研究内容を更新しました。
2019年12月10日ホームページの内容を更新しました。
2019年05月17日出版論文を更新しました。
2019年04月26日出版論文を更新しました。
2019年04月05日出版論文を更新しました。
2019年04月05日メンバーを更新しました。
2018年04月02日メンバーを更新しました。
2017年10月13日出版論文を更新しました。
2017年05月12日メンバーを更新しました。
2017年05月12日ホームページを新しくしました。