電解不斉重合法と光学活性エレクトロクロミズムの研究
「電解不斉重合法」とは・・・
コレステリック液晶(CLC)を反応場として、 電解重合法を用いて重合を行い、
光学的に活性な共役系ポリマーを、アキラルなモノマーから得る方法である。
この方法は当研究室で開発された。
得られた光学活性ポリマーには、酸化状態と還元状態の移行で、
色が変化する(エレクトロクロミズム)だけでなく、光学的な性質も変化する、
「光学活性エレクトロクロミズム(Optically Active Electrochromism)」
と呼んでいる、現象が確認された。
モノマーおよび液晶等の観点から、さらなる研究を進めている。
⇒⇒研究業績